税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税の恩恵を受けている人も沢山いると思います。
そういった方の中には
ワンストップ特例申請書を出したかな?
A市には出したけど、B市ってどうだったかな?
と、申請書を提出したかどうか?
を不安になってしまう方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はワンストップ特例申請を提出したかどうか?の確認方法をご紹介します。
方法1、特例申請受付書で確認する
こちらがワンストップ特例申請書の見本です。
下の部分は特例申請受付書と言われるものです。
ワンストップ特例申請書を提出すればこの部分を
特例申請書、確かに受け取りました
という証拠として送ってもらえます。
なのでそれを保管しておけば、
あれ?提出したっけ??
と、うっかり忘れてしまっても問題ありません。
じゃあ安心ですね
と思うかもしれませんが、全ての自治体が必ずしも送ってくれる保証はないそうです。
なので、不安な方は返信用封筒も付けましょう。
流石に返信用封筒を同封されて
「受付書は同封されている返信用封筒でご返送ください」
と書かれたら無視できませんよね。
これが一つ目の方法で、次はPCなどで管理する方法です。
方法2、さとふるに会員登録する
さとふるのマイページを利用する
ふるさと納税サイトのさとふるに登録することで、ふるさと納税の状況を簡単に管理することが出来ます。
こちら
⇊
もちろん登録するだけなら無料です
というのも、さとふるに会員登録するとマイページが出来るのですが
マイページには、ふるさと納税の寄付履歴をメモすることが出来るのです。
つまり、ワンストップ特例申請書を提出した後にマイページに
A市に○月○日に特例申請書を提出
とメモしておけば忘れたときにいつでも確認できます。
ちなみに、さとふるから登録したものは自動で寄付の履歴が記入されますので、手動で入力するのはさとふる以外のふるさと納税サイトからふるさと納税したものに限ります。
カンタン安心ワンストップ特例申請サービスを利用する
さとふるには、カンタン安心ワンストップ特例申請サービスというサービスがあります。
どんなサービスでしょうか?
簡単に言いますと、
ワンストップ特例申請書の提出から提出したか?の確認までが簡単に出来るサービスです。
これはさとふるの中の特定の市町村が行っています。
所定の市町村に寄付することで、返送キットというものがもらえますので、必要事項の記入と書類の添付をして送るだけでワンストップ特例申請が終了します。
終了後にはメールで通知が来て、マイページにも特例申請が終了した旨が記載されます。
3、さとふるに登録した場合、なぜ楽なのか?まとめ
さとふるに登録したら
・マイページにワンストップ特例申請書の提出したことを記録する
・所定の団体は「カンタン安心ワンストップ特例申請サービス」を採用していて申請書の提出も提出後の管理も簡単
結果的にさとふるのマイページで簡単にふるさと納税の記録とワンストップ特例申請書の提出状況の確認が出来ます。
さとふるに登録するのが面倒という方は次の方法を確認してください
方法3、実際に引かれているのを見て確認する
最後の方法は結果からする方法です。
住民税の決定通知書を見て確認する方法です。
住民税は毎年6月から翌年5月まで取られるわけですが、遅くとも6月の給料支給時までには住民税の決定通知書がもらえますよね。
その、住民税の決定通知書の税額控除の内訳をご覧ください。
役所によって内訳は様々です
税額控除の内訳を見ると寄附金税額控除額という項目があると思います。
その控除額の合計額を足してみてください。
「足してみてください」というのは?
住民税は「市民税」「県民税」のように2か所から取られているのが一般的だから、ふるさと納税の控除額もこの2か所から取られるんだ
足した合計が「ふるさと納税額ー2千円」になっていれば問題なく引かれています。
なお、確定申告をされている方は一部所得税から引かれているので住民税の控除額は「ふるさと納税ー2千円」にはなりません。
確定申告=所得税・住民税から引かれる(結果・所得税は還付)
ワンストップ=住民税だけから控除(所得税からは引かれない)
という違いがあります。
以上のように確認することが出来ます。
参考になれば幸いです。