働きながら簿財に合格できる?合格者が考えてみた

九頭(くず)と申します。
多くの税理士受験生の方の質問の一つに

働きながら1年で「簿・財」両方に合格できるか?

という質問があることを知りました。

九頭九頭

税理士試験を受験したことのない方のために補足すると
「簿」…簿記論、「財」…財務諸表論
です

これに関して私に受験仲間を見たうえで見解を述べさせていただこうと思います。

まず、最初にご理解いただきたいのが合格のために必要な要素です。
合格のために必要な要素は

・勉強開始時の力量
・勉強開始後の伸び

の2つです。
開始時の実力があった方が合格というゴールに近くなりますし、勉強開始後に実力を伸ばさなければ合格には届かないので当然のことですね。

勉強開始時の力量はどのくらいが望ましいか?

試験勉強を始めた時点の力量が

・日商簿記1級、全経上級合格レベル…十分可能

・それ以外…かなり頑張らないと厳しい

といった感じだと思われます。

この回答の基になっているのは私の以前いた職場の一つ後輩の方です。
彼は日商簿記2級合格レベルで会計事務所に入社し、5年で5科目合格したので間違いなく優秀な受験生です。

九頭九頭

当然私よりもです(チッ)

9月から簿財の2科目の勉強を始めました。
結果は財務諸表論だけ合格、簿記論は翌年に合格したので簿財に2年かかりました。

働きながら5年で官報に載せられる人でも簡単に出来ることではないところから働きながら1年で簿財に合格するためには勉強を始めた時の力量は大きく関わってくると思われます。

九頭九頭

もちろん、一人だけのデータでは確実性のあるデータとは言い切れませんけどね

簿財を1年で2つ合格するためにはどのような取り組みが大事か?

働きながら1年で簿財に合格するためにはどのような取り組みが大事になるのか?
次の事を意識してみてください。

九頭九頭

私は4年連続で科目合格なしという状態から這い上がって最後は全国模試でもトップレベルの点数を取って受かった実績がありますのでそれなりに参考になるのではないかな?と思います

早く生活サイクルの中に無理なく勉強を取り入れる

合格を目指すのなら基本的に毎日勉強するつもりでいてください。
というのも、合格する多くの人は毎日勉強するのが当たり前のように考えている方がたくさんいるからです。

そのためには生活サイクルの中に無理なく勉強の時間を取り入れましょう。

九頭九頭

いきなり
「勉強!勉強!!」
とかやっても体が持たないですよ

例えば、朝は必ず30分勉強する、通勤電車の中では勉強する
と言った感じで勉強時間を組み込んでいけば毎日勉強するのが当たり前の環境を作ることは難しくないはずです。

こういった毎日勉強する状況を早めに作りましょう。
遅くなると勉強が付いていかなくなり

男性 怒り

やっぱりいいや…

となってしまう可能性もあります。
もちろん、人によっては休日は家族サービスなどで机に向かえないという方などもいると思います。

そういう方は、平日に勉強時間を増やしたり、休みの日に30分でも良いのでどこかに時間を作れないか?
などを考えていきましょう。

そして、毎日勉強出来る状況を作れるようになったら次は勉強時間を増やすための努力をしていきましょう。

必ずどこかの講座には入りましょう

独学で合格を目指されてる方もいるようですが、独学合格は合格者からも尊敬されるレベルです。

九頭九頭

つまりメチャクチャ難しいということです

自分が人よりもはるかに優れた人間という自信があるのならもちろん独学で挑戦してみるのもありだと思います。

しかし、働きながら合格を目指す方の一番の目標は何でしょうか?
早く合格することではないでしょうか?

ならば難易度は高いより低い方が良いですよね。
それなら実績のある講師の先生が作成したカリキュラムに身をゆだねる方がはるかに確率が高くなります。

通学、通信、オンライン学習など選択肢は色々ありますので自分に合ったスタイルで勉強していきましょう。

九頭九頭

通学できる方は通学口座、電車の中でも勉強したい方は通信講座やオンライン講座、など自分の状況に合わせたスタイルで決めていきましょう

講義で教わったことは次の講義までにモノにする

短期で合格できる方の特徴の一つと言えます。
講義で教わった内容は次の講義までにモノにする意識を持ちましょう。

私も大手の専門学校にお世話になっていましたが、土曜日の午後の講義の後でも直ぐに帰宅する方は多かったです。
もちろん自宅や別の日に学習されている方もいるでしょうが、おそらく講義だけ受けてほとんど復習していない方も沢山いると思われます。

そういう状況だと出来ない項目が講義の度に山積みになっていき、気が付いたらついて行けなくなっています。

予習よりも復習に時間を使う

基本的に講義内容は予習する必要はありません。
というのも予習しても分からない可能性が高いからです。

なので、無理に分からないところを予習するより説明を聞いてから復習する方が学習効率が良いです。
働きながらだと勉強出来る時間が限られていますのである程度の効率も重視していくことが大事になります。

点数や順位が伸び始めるのは終盤からだということを理解しておく

最初は正直順位が伸びなくても仕方がありません。
初めて学習する項目は初学者よりも2年目以降の受験生の方が明らかに点数が高いからです。

なので、最初は2年目以降の方に勝てなくても仕方がありません。
1年間試験勉強をしてきた人たちは強いです。

しかし、試験の2~3ヶ月前の時期になると今までの総復習の時期に入ります。
総復習=初学者の方も過去に学習している項目
ですので初学者と受験経験者の間にあるアドバンテージがほとんど無くなります。

実際に過去に最年少合格者の方々を見ていると序盤は基礎を固めて、中盤は応用力をつけ、直前期に順位や点数を伸ばし始める傾向が強いです。

なので、序盤は点数が伸びなくても終盤に点数を伸ばすための準備だと思って一つずつ積み上げていきましょう。

最後に

今回は働きながら簿財を1年間で取れるか?
というテーマでした。

学生と違って働きながらだと「仕事」「勉強」「それ以外の時間」を有効に使いながら合格を目指さなければならない難しさもあります。

また、仕事の後なので疲れもあります。
しかし、税理士試験は働きながら勉強している方がほとんどです。
なので、働きながら合格する方法は必ずあるわけです。

まずは無理なく学習を続けられるように頑張ってみることが合格への第一歩だと思います。

もし、勉強が続けられる自信がないなら私の執筆した「楽に継続できる秘訣」を手に取ってみてください。
私が働きながら6年間勉強を続けてきた中で意識していたことを綴っています。

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