九頭(くず)と申します。
私は学生の頃から簿記や税理士などの資格試験の勉強を続け資格を取ってきたわけですが、その時からしていたことが
合格のために必要な行動をとり続ける
ということでした。
毎日のように勉強する、勉強の仕方を変えてみる、ということは勿論なのですが他にも無意識のうちにしていたことの一つに「自分を褒める」ということをしていました。
ちなみに中学生の頃は
「暗い」
と言われていました(笑)
自分を褒める、何も効果の無いことのように思っていたのですが実は自分を褒めるということはとても大事だということを最近になって知りました。
なので、今回は「自分を褒める」ことが何故いいのか?
を紹介していきたいと思います。
早速今日から自分を褒めていきましょう!
自分を褒めることに効果が?脳科学的な見解
なぜ褒めることが良いことか?
を知ったのかというと脳科学的な話を聞いたからです。
褒めることで脳内では
・ドーパミン
・セロトニン
といった物質が分泌されるのだとか。
ドーパミン
ドーパミンはやる気を引き出してくれると言われており他にも
・集中力アップ
・ポジティブになる
・意欲的になる
などの効果が期待されていると言われています。
どれも勉強には必要なものですよね?
セロトニン
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれているものです。
慶応義塾大学の研究グループによるとセロトニンは根気強さに影響を与えるものだということを実験で明らかにしています。
このように褒めることで勉強を効果的に行う物質の分泌が促せるので「褒める」を勉強で使わない手は無いのです。
反対に自分で自分を非難すると?
一方、自分で自分を褒める反対の自分の事を悪く言う、いわゆる自己批判をした場合にはどうなるのか?
自己批判はストレスの元となり、ストレスはコルチゾールという物質を分泌させます。
コルチゾールが分泌されると
・記憶力
・集中力
・決断力
の低下などにもつながると言われています。
勉強のためには何一ついいことは無いですね
また、職場の人間関係などでストレスを感じているとコルチゾールによって記憶力や集中力などに悪影響が起こっていると考えられるため
・ストレスがたまる
・コルチゾールが増えて記憶力や集中力に悪影響が出る
・仕事のクオリティが低下して怒られてコルチゾールが増える
・更に仕事のクオリティが落ちる
といった悪循環に陥る可能性があります。
仕事も勉強もストレスが悪影響を与えていることに気が付くと思います
それと同時に人との接し方についても考えさせられますね
自分を褒める方法
自分で自分を褒めろ、とかいきなり言われても難しいですよね。
特に日本人はこういったことが苦手な印象です
私も自分から褒めようとしていたわけではなく、気が付いたら自分で自分を褒める習慣が身に付いていました。
では、それはどのような習慣か?
をご紹介します。
小さなことでも前進したことを評価する
私が最もやっていたことはこれです。
ちょっとしたことでも良いので、前に進めたことを成長と捉えています。
例えばテストの点数
100点満点で40点から50点に上がったところで他人からしたら「出来の良い点数」とは言えないかもしれません。
しかし、前よりも10点上がったというのは成長した証です。
なので、私はこのような場合にも
よし、前よりは出来るところが増えてきた!
次はもっと上げる!!
と、前向きに捉えます。
ただ、当然ですがここで満足するつもりはありません。
目標にたどり着くまではひたすら前進です。
「50点しか取れてないじゃん」
みたいに笑ってくる人もいるかもしれませんが、そういう人は無視しましょう
自分で自分を褒める効果を知らないだけの人ですので関わるだけ時間の無駄です
「褒める」効果を知っている人からしたら
「お、ちゃんと自分を褒めることが出来てる。良い傾向だな」
という目で見られますから
他人を褒める
自分で褒めることが苦手な方は他人を褒めてみましょう。
実は人の脳は主語を理解できないと言われています。
なので、他人を褒めると自分が褒められていると勘違いして結果的に自分で自分を褒めることにつながるのです。
反対に他人に悪口を言うと自分が悪口を言われていると認識してストレスを増やすことに…
また、人には返報性というものがあります。
何かされたらお返しをしなければ、という心理です。
そのため、他人を褒めることで相手が自分に対して好意的に接するようになり、褒めてくれるようになります。
自分で自分を褒めることが出来なくても他人が自分を褒めてくれます!
最後に
今回は自分で自分を褒めることの重要性をご紹介しました。
また、それと同時に自分を責める事、他人を攻めることの有害性についても自分なりにご紹介させていただきました。
人の悪口は厄介なことに中毒性があるので私も腹を立てるとついつい言ってしまいますが、それが自分にとってマイナスの習慣であることを認識していれば少しずつですが減らすことが出来ると思います。
勉強は資格の取得や自分の可能性を広げるだけではなく、自分の人間性を高めることも出来ますのでこういうことを知ると「一生勉強」という意識は必要だなと改めて思わされます。
最後までお読みいただきありがとうございました。