税理士試験の答練はいつも成績優秀者でないといけないのか?

税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
税理士試験の受験生時代、いつも疑問に思っていたことの一つが

九頭九頭

成績優秀者に入らないと試験に合格できないのかな?

という疑問でした。

成績優秀者というのは税理士受験生にはおなじみの廊下や教室などに点数と順位が張り出されるもののことです。
九頭は大手と小規模の2つの専門学校に通いましたが、どちらにもこの制度はありましたので、おそらく税理士受験業界ではあるのが常識なのでしょうね。

結論から言うと、成績優秀者にならなくても合格は出来ます!

実際九頭は簿記論は一度も名前を載せずに本試験で合格しました。

九頭九頭

あと一歩ということが2回ほどありましたが、ついには名前を載せることが出来なかった(笑)

税理士試験に合格するために大事なことの一つが

同じ間違いをしない

ということです。

なので、間違いが多くて成績優秀者になれなくても、その間違えた問題が本試験の時に解けるようになっていれば、成績優秀者並みの実力が身に付いていることになります。

九頭九頭

基礎がしっかりしている人だと直前期の問題に間違えながら一気に伸びていきます

なので、成績優秀者にはなれなかったけど本試験の時には成績優秀者並みの実力が付いているということも珍しくありません

九頭九頭

直前期というのは一気に力が伸びる時期ですので人によっては本試験ギリギリまで成長をする方もいます

じゃあ、気にしなくて良いか。
というとそういうことではなく、成績優秀者制度を有効に使いましょう!

というのが今回のお話です。

成績優秀者制度を有効に活かすとは?

九頭は成績優秀者についてこのように考えていました。

九頭九頭

合格するには誰にも一人でも多くの人より高い点を取らなければ!
そのためには良い順位を目指そう!

といった考えです。

つまり、成績優秀者に名前を載せることをモチベーションにしていました。
もちろん先ほども言ったように載せなければ合格できないわけではありませんが、一つでも上の順位、というモチベーションを持つことで勉強の習慣を付けていたのです。

九頭九頭

そもそも成績優秀者制度ってこういったモチベーションアップが目標の一つだと思いますし

そのため、名前が漏れた時は

九頭九頭

ヤバい!本試験だったら落ちてるよ

と、危機感を持ち
名前が載ったときは

九頭九頭

よし、この調子だ!

と自信に変えていました。

なので、

・名前を載せなくても合格することは可能!
・しかし、名前を載せることを目標に頑張ることは大事!

ということが受験経験の中で大事なことだと思います。

九頭九頭

名前なんて載らなくてもいいんだ

というマインドになってしまうと、自分に実力が無いと言っているようなものです。
税理士試験は上位10%に入るための試験ですので、そういったマインドになっているようでしたら考えを改めていただければと思います。