【税理士試験】全国模試は絶対に受験すべき!

税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
5月になると段々税理士試験本番に向けての追い込みの時期に入っているものと思われます。
大手の資格予備校などは5月からいわゆる直前期と言われる時期に入りますね。
前にも記事にしたことがありますが、初学で合格するような方はこれからの時期に一気に点数を伸ばす方が多いです。
詳しくはこちら ⇊

さて、今回「これだけは知ってから帰ってください!」という気持ちでお伝えしたい内容は全国模試は絶対に受験すべき!
ということです。

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り、理論がまだきちんと回ってなくて

というのは関係ありません。
絶対に受験するようにしましょう。

合格までの距離が最も分かる答練が全国模試!

毎週資格予備校に通い、税理士試験の勉強を勉強をされているのなら当然定期的に答練は受験されているはずです。
しかし、普段の答練では残念ながら自分の現時点の実力、合格までの距離感が掴めないのです。
何故なら、普段の答練はハッキリ言って難しくないからです。
言い方が悪くて申し訳ないのですが、実力が不足していても高い順位に立つことが可能です。
例えば「算数日本一決定戦」で問題が1ケタの簡単な足し算しかなかったら算数が苦手な人でも満点を取って1位になれてしまので点数で実力の差が出ませんよね。
イメージとしてはそれと同じで、簡単な問題だと実力の差が出にくいので合格までの距離感が掴めないのです。

税理士試験が日商簿記検定のように3割~4割当たり前のように合格できる試験ならばいいのかもしれません。
しかし、税理士試験は1割しか合格させてもらえません。
そのため、試験本番はかなりの難問が出題されます。
このような難問になると実力の差がはっきりと出てしまいます。
普段の学習でしっかりとした力を付けた人は合格点まで上り詰め、簡単な問題しか解けない勉強をしてきた方はいつまでも「A」判定(今でいう「50点台」)で不合格を続けることになります。

では、全国模試がどうかというと1年の中で最も難しい問題が出題されると言われています。
実際に普段の答練では上位10%以内に当たり前のように入っている方が全国模試になると順位を急激にを落とすということが当たり前のように起こります。
これは偶然などではなく明らかな実力不足が起こすことで、実力不足の原因は普段の勉強の仕方に改善点があることを示しています。

九頭九頭

おかげさまで九頭は全国模試の順位が一番良かったです

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いつも上の順位にいる方々が勝手に下に落ちていってるからですね

なので、理論がしっかり回っていなくても
・出題されていることに対して正しい解答へのアプローチが出来ているのか?
・間違えたところは間違えた理由がはっきりわかるか?
ということをテーマにするだけでも収穫になるはずですので必ず受験するようにしましょう。

全国模試で出題されたことが本番で出たら…

全国模試というのは出題側も本試験に出題される問題を当てることを目標に出題項目を決めています。
税理士試験の受験生というのは一度解いたことがある予想された問題に関しては滅法強いです。
なので、全国模試で出題された項目がもし本試験で出題された場合、その部分は合格のために落とせないポイントとなります。
そういった意味でも全国模試は解く必要があります。

先ほどの理由が力量を図るため、ということに対してこちらは今解けなくても本番で解けるようにするため、というのが理由になります。

最後に

本試験は一発勝負ですので実力があってもちょっと対策が弱いところが出ただけで自分よりも力量の無い方々に負けてしまうこともあれば、逆に偶然ヤマが当たって力量が不足していても合格してしまうこともあります。

しかも、残酷なことに世間では
合格者…実力がある
不合格者…実力がない
と判断されます。

なので、本試験には万全な状態で臨んでいただきたいと思いますし、そのためには
・現状を知る
・本試験対策
2つの意味で全国模試の受験をしていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。