【悲惨!】税理士試験で理論が速く書けず字が汚いとこうなる

税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
九頭の税理士試験の受験時代の一番の特徴としては
・字を書くのが飛びぬけて遅い
・しかも元々字が汚いので読みにくい
というハンデとしか言いようのないものです。

今回は字が速く書けないことが原因の苦労話をさせていただきたいと思います。
恐らくこれを見れば多くの方は

税 金太郎税 金太郎

あ、コイツよりはマシだ!なーんだ悩む必要なかったじゃん

と思っていただけるのでは?と感じています。

ちなみに答練で理論が55分以内に終わる方は字の書くスピードに関しては悩む必要はないと思います。

九頭九頭

九頭は学校の答練でも60分かかってましたからね

いつも周囲が先に電卓をたたき始める音に焦りを感じたものです。
それでも5科目合格してますし、問題が最後まで終わらなくても全国模試でこれくらいの順位にはなれますからね。

では、九頭が字で最も苦労した2007年のお話を見ていただければと思います。

それは、試験の3週間前に突然やってきた・・・

税理士試験の合格のために専門学校の2年間の教育課程を卒業後も税理士試験の勉強をしていた九頭。
その年は所得税法・法人税法・消費税法の3科目の受験を控えていました。
当時九頭の通っていた専門学校(資格予備校)は少人数なこともあり、講師と受験生の距離が非常に近い学校でした。

九頭九頭

友達の一人が講師やってました

試験3週間前、その出来事は突然やってきました・・・。
その講師をしている友人から

友人講師

あ、いたいた。ちょっと来てくれよ

と、突然のお呼び出し・・・。
何かと思い、職員室までついていくとそこに待ち構える税法科目の講師の方々が・・・

九頭九頭

(な、何か嫌~な予感・・・ドキドキ)

と思っていると、苦笑いを浮かべながらイスに座る講師の一人が九頭の答案に目を配りながら

専門講師A

九頭さぁ、もうちょっと字を何とか出来ないのか?

と、一言
まぁ要は字が汚くて読めない、という話です(笑)
手元にある答案をチラ見すると点数の横に
「かなり読みにくいですけど頑張って採点しています」
といった感じの文言が・・・

九頭九頭

何とかしたいんですけどねぇ、手が動かなくてどうにもならないんですよ

と返すと別の講師も一言

専門講師B

これじゃ読んでもらえないよ

と、言われてしまいました。
ちなみに当時の九頭は2ヶ月ほど前から

九頭九頭

もっとスピードを付けたほうが良いな。よし、練習だ!!

と、書くスピードを上げる練習をしていました。

税 金太郎税 金太郎

練習の結果、どうなったんですか?

九頭九頭

成果なし!!理論書き終わるのに60分かかってた

税 金太郎税 金太郎

理論って50分で終わらせないといけないんですよね・・・

九頭の書く字はどのレベルか?

九頭の字の特徴は
遅い・汚いです。
ハッキリ言って最悪です(笑)
遅いから速く書こうとする、するとただでさえ読みにくい文字が更に読みにくくなる。
汚いから読める字にしようと遅くすると、ただでさえ遅いのが更に遅くなる。
という八方ふさがりです。
そのため、試験直前で先生に注意をされてしまったのでした。
ちなみにこの問題は無事に5科目合格をした今でも解消されていません(笑)

税 金太郎税 金太郎

よくそれで5科目取れましたね

九頭九頭

遅くても戦えるのは上の全国模試の順位で分かるでしょ?最もこの時はそんなこと分かっていなかったけど

どれくらい遅いかというと、理論をきちんと覚えている人が20分以内に書き終わる理論をきちんと覚えていても25分以上かかるレベルです。
なので、試験本番の問題もスラスラ書けても60分くらいは覚悟するレベルです。

九頭九頭

まあ、本試験でスラスラなんてありえないんですけどね。

そして、汚さは採点してもらえないとまで言われるレベルです。
普通試験直前にこんなこと言われる受験生はいないと思うのでかなりレアケースでしょう。

九頭九頭

照れますな。

税 金太郎税 金太郎

褒めてませんよ!

ちなみに試験3週間前というタイミングで注意した理由が

専門講師A

今なら何とかなるから言ってるんだぞ

専門講師B

前と比べて書くスピードが落ちたんじゃない?

と言うことだそうです。

九頭九頭

そ、そうだな。頑張ろう!

と当時は思いましたがハッキリ言います。

何とかなりません!!

これまで散々速く書く練習をしていたのにこの状態なのですから突然3週間でどうにかなる可能性なんてほぼ皆無です。
講師の先生の何とかなる、というのは九頭の書くスピードの遅さを把握していないだけです

九頭九頭

書いてるところを一目見れば群を抜いて遅いのは明白なんですけどまさかそこまで遅いとは思ってもいなかったんでしょうね・・・

それどころか、この出来事をきっかけに、

九頭九頭

これで採点に出したらまた「読めない」って言われるかも、書き直そう。あ、でも書き直すと時間が・・・

という風に書くことにプレッシャーがかかり、ただでさえ遅く汚い字が更に遅く汚い字になってしまったのです。

九頭九頭

書くことに対して心理的プレッシャーを感じるようになってしまいました

という最悪な状態に、もちろんその間に答練などで良い点数を取れていないのは明らかです。

結果的にどうなったのか?

2006年までの九頭の字は
遅い・汚い」でしたが
2007年の試験前に字を書くことがプレッシャーになったこともあり
更に遅く・更に汚い」に進化しました!

税 金太郎税 金太郎

おめでとうございまーす!!!

九頭九頭

どこがじゃ!!

ちなみにこのプレッシャーは2008年まで引きずることになります。
つまり、2回分はこれで痛い目に遭うわけです。
その後2009年に克服し、2012年ごろには汚いなりの字の書き方を身につけるようになります。
その辺りの話は次回以降に書かせていただきたいなと思います。

九頭九頭

最後までお読みいただきありがとうございました。