ふるさと納税 泉佐野市には５月までにふるさと納税せよ！

税務アフィリエイターの九頭（くず）です。
今回はふるさと納税に関するお話で、
大阪府泉佐野市には５月までにふるさと納税せよ！
ということをお伝えいたします。

九頭

急げ！！

税　金太郎

そんなに急かすと嫌われますよ。いったい何が？

九頭

こんなニュースがあった

以下はヤフーで見つけたニュースの一つです。

税　金太郎

読むのが面倒な方はニュースのすぐ下の「ひと言解説」をどうぞ

ふるさと納税の新制度が6月に始まるのに際し、総務省が静岡県小山町、大阪府泉佐野市、和歌山県高野町、佐賀県みやき町の4市町の参加を認めない方針を固めたことが8日、分かった。昨年11月以降、基準に反する過度な返礼品を贈り、多額の寄付を集めたのが理由。来月1日以降は寄付しても制度に基づく税優遇が受けられない。4市町と参加を辞退した東京都を除く1783自治体は全て税の優遇対象となる。

総務省は有識者で構成する地方財政審議会の意見を踏まえて最終判断し、15日にも告示する。4市町が対象外となる期間は今後検討する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00000016-kyodonews-pol

ひと言解説
泉佐野市を含めた４市町には６月からふるさと納税してもいわゆる２千円負担にはならないよ、ということです。

税　金太郎

じゃあ２千円負担でふるさと納税したいなら他の所で寄付しろ、ということですね

九頭

そういうことになるね

これも加熱した返礼品競争の結果と言えます。

泉佐野市って上手いなぁ…アフィリエイトの視点から

泉佐野市がふるさと納税の対象から外された理由をご紹介しますが、アフィリエイトをしている者の視点としては、

九頭

泉佐野市、上手いなぁ…

と思えました。
何をやってきたのか？というとこれです。

九頭

返礼品の他にもアマゾンギフト券をプレゼントする、ということをしています。

税　金太郎

アフィリエイトの視点から見て「上手い」というのは？

九頭

これが「上手い」と感じた理由です。

人間の「欲しい」を巧みに刺激！

まず、第一にふるさと納税は納税者にお得な制度ですので物販などの案件などと比べても明らかに成約しやすいです。
それにアマゾンギフト券を加えて更にお得感を出しています。

更に、そのアマゾンギフト券にも
・５月３１日まで
・寄付額が３００億円に達した時点で終了
という２つの限定性を利用しています。

九頭

人って「限定」って言葉に弱いですよね？

これは体感したことがある方も多いかもしれませんね。
実際に「限定性」を打ち出すと人の「欲しい」という感情が高ぶることは広告業界で知られています。
結果を出している優秀なアフィリエイターさんの中にもこの限定性を武器にしている人は数多くいます。
つまり、上記の限定性は見た人にふるさと納税の寄付を促すための戦術になっているのです。
上手いのが「期限」「無くなったら終わり」という限定性を２つも使っているところです。

なので、まとめますと
・ふるさと納税は制度を知っている人は積極的に利用する
・更に限定性を２つも付けることで更に積極的に利用しやすくしている
ということを行っているところが「上手い」と感じた理由です。

前にツイッターで泉佐野市を褒めてみました。

ふるさと納税というただでさえ寄付が集まりやすい制度に
「2月・3月限定」・「無くなり次第終了」という限定性を2つ使った合わせ技。

泉佐野市の職員って商売の勉強してる人がいるのかな？と思ってしまう。https://t.co/wLBr92OibL

— 税務アフィリエイター九頭（くず） (@zeirishikuzu) April 16, 2019