九頭(くず)と申します。
健康やダイエットのためにランニングやジョギングを始めたいと思っても
中々続かないなぁ
続けても3日坊主で終わっちゃう…
ということってよくあると思います。
私は趣味でランニングをしており、ここ5年間は年間走行距離が1000キロを超えています。
2019年は1323キロでした。
もちろんフルマラソンにも参加しており、過去9回の参加で自己ベストは3時間32分です。
市民ランナーの目標の一つが4時間以内ですし、この時の大会は10733人中1133位なので一応速い部類だと思います。
昔から走るのが得意だっただけじゃいないの?
と思う方もいるかもしれませんが、私の中学時代は
・50m走はクラスで下から2番目(運動部なのに笑えない記録です(涙))
・長距離走も下位グループ(沢山の人に周回遅れにされていつもメンタルを削られてました(笑))
と、短距離・長距離共にどう考えても遅い部類の人間でした。
もちろん走るのなんて大嫌いでした!
なので、私のマラソンのタイムはコツコツと積み上げてきたものですし、だからこそどうすればコツコツランニングが続くのか?を知っています。
今回はランニングやジョギングが続かない人向けに
・ランニングやジョギングが続かない根本的な原因
・ランニングやジョギングを続けるコツ
をご紹介します。
私のように運動能力が人並み以下の方でも簡単に継続出来ますよ
ランニング・ジョギングが続かない根本的な原因
日本は皇居の周りを走っている人が多いことから市民ランナーの数がかなり多い国だと思います。
しかし、それでも
走るのは苦手だな…
と言う方の方が多数派ではないか?
と私は思っているのですが、一番の原因は日本人の性格的な所だと思っています。
走るのが苦手な原因は頑張りすぎな所
日本人の性格的な所というのはどういうことでしょうか?
一言で言うと「頑張り過ぎ」が原因だよ
走るのが苦手になる原因ってこんな感じではないでしょうか?
1、体育の授業、マラソン大会、部活などで嫌々長距離走を走らされる
2、走っている最中にしんどくなって「もう走りたくない!」と思うようになる
多分走るのが苦手な方の大部分はこの流れで嫌いになっています。
私もそうでしたからね(笑)
これだと走るのが嫌いになって当然なのです。
というのも、上記のような流れで走る方って自分の適性ペースが分かっていません。
本来長距離走は自分の体力に合った速度で距離を刻むものです。
しかし、日本人は真面目な方が多いので
1秒でも速く走るぞ!!
と、意気込み、途中で体力が無くなって
もう走るのは嫌だ!!
と、走ることに苦手意識を持つ方が多いのです。
つまり、走るのが苦手な方が多いのは真面目過ぎることでオーバーペースになってしまうことにあります。
そして脳内に
「走ること=辛くて嫌なもの」
というインプットがされて
私、走るの苦手なんだよね
という状態が出来上がります。
でも、速く走らないとタイムは良くならないので体育やマラソン大会は速く走る必要があるし、部活も追い込まないと意味なくないですか?
と、思う方もいるかもしれません。
学校行事やトレーニングの時は
・序盤は抑え気味に入って終盤になったら残った体力を使ってペースを上げていく
・自分がギリギリスタミナが切れるペースを把握しておく
といった走りをすると、オーバーペースで終盤息切れするよりもタイムが良くなりますしマラソン大会だと終盤ペースを上げることでごぼう抜きを楽しめるので、結果的にオーバーペースで息切れすることにメリットは感じられません。
人は適度な運動をするのは好き
走ることは誰でも好きになれる、と私は思っています。
これは感情論ではなく脳科学手なアプローチから述べています。
適度な運動をすると脳内にセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。
セロトニンは他にも
・甘いものを食べる
・笑顔になる
ことで分泌されると言われている物質で、幸せな気持ちをもたらしてくれるものです。
なので、ランニングをするときには自分の体力を把握して無理の無い走りをすることで気分良くなれるのです。
これが私が誰でも走ることが好きになれるという理由です。
そして、誰でも好きになれるのだから誰でも継続することが出来るのです。
脳が幸せホルモンを出しているんだから嫌いになるわけないですよね?
ここまではランニングを嫌いになるメカニズムを中心にご紹介しました。
では次はランニング・ジョギングを継続する方法です。
ランニング・ジョギングを続けるには?
ランニング・ジョギングが嫌いになる理由は紹介したのでここからは続けるためのコツです。
基本的には脳にランニングは楽しいものと思わせれば簡単に続けられるのですがそれには次の事を意識してみましょう。
そして、まず2~3週間継続することに注力しましょう。
これが達成できれば継続できます。
人と会話できる程度の速度で走る
先ほどもお伝えしましたが、オーバーペースがランニングの一番の大敵です。
なので、目安としては人と話せる程度のスピードで走りましょう。
走るのが辛いと思ったら歩いてもまったく問題はありません。
とにかく
ああ、辛かった…
と終わるのではなく
ふぅ、良い汗かいたな!
と思いながらランニングを終わるようにしましょう。
もちろんイヤホンなどで音楽を聴きながら走るのもOKですが、その場合は周囲には気を付けましょう。
また、夜走る方は必ず明かりを携帯して走るようにしましょう。
私はこれを腕に着けています。
モチベーションは2~3週間持たせればOK!
モチベーションがなぁ…
ランニングやジョギングでよく聞く言葉です。
モチベーションは基本的に最初の2~3週間ほど続けば問題ありません。
というのも、個人差はありますが週に3~4回程度のランニングを2~3週間続けると驚くくらい走れるようになります。
最初は10分も走れなかったのに20分走っても余裕
ということが起こります
ランニングのエネルギーは体内のミトコンドリアが作っていると言われていますが、走る習慣を身に付けることでミトコンドリアが増えていき、楽に走れるようになるのです。
楽に走れるようになると走るのが苦手だった自分とのギャップがありすぎて
ヤバい!
走るの楽しい!!
という状況になり、そこからはモチベーション無しでも走れるようになります。
なので
痩せたい!
あの服が着れるようになりたい!
というモチベーションは最初の2~3週間だけ持っていれば問題ありません。
最初の2~3週間はご褒美OK!
ランニングを始めると
甘いものを食べてはダメだ!
がまん…
と思いがちですが、最初は
走ったら次の日はコンビニでスイーツを買って帰る
などのご褒美は全然OKです。
というのも最初は続けることが最重要課題なので、続けることに注力すべきだからです。
カロリーは続くようになった後に落とせば良いので最初はとにかく続けることに全力投球しましょう。
ウェアを買ってしまう
カッコいいシューズ、カワイイウェアなどは十分モチベーションになり得るものです。
なので走る前に買ってしまうのも一つの方法です。
私も新しいシューズとか時計を買うといつも以上に走りに行きたくなります!
また、お金を払うという痛みを伴うことで「やらなければ!」という気持ちも芽生えます。
なので、始める前の先行投資も一つの手段です。
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ランニング・ジョギングを継続できると
ランニングやジョギングが継続出来るようになると
・苦手なものを好きになれた
・多くの人が続けられないものを続けられている
という自信や自己肯定感のアップにつながります。
そうなると
・「出来る」という自信から色々なものにチャレンジするようになり、日々の生活が楽しくなったり多くの出会いが広がる
・資格試験などにも挑むようになり年収のアップにもつながる
といったことも起こりますので、ランニングで自分の世界を変えてみるのも良いのではないでしょうか?
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