税理士事務所の所長が暇人に見えたのですが実は…

九頭(くず)と申します。
私が以前勤めていた税理士事務所で事務所のボスを見ていつも思っていたことがありました。

九頭九頭

ボスっていつも暇そうにしてるなぁ…

という印象でした。
我々が繁忙期である個人の確定申告の時期にも作業中の我々の周囲を徘徊しながら

ボスボス

おう!
今年は○○さんは納税か?
儲かってんなぁ

ボスボス

この申告、○○は検討したか?

などと話しかけてくることはあっても、直接自分で申告書を作ることはありませんし我々よりも早く帰宅してしまうのでハッキリ言って暇人にしか見えませんでした。

九頭九頭

いいねぇ暇で…
少しくらい手伝ってくれればいいものを…

と思ったことも正直言うとありますが、今思えばそれはかなり大きな間違いだったなと思います。
というのも、ボスが暇であるのは事務所の仕組み作りが徹底出来ているからだったのです。

ボスの能力は以下のような感じでした。

集客力、社会的信頼性、経験値、威圧感、人望…絶大!
PCスキル…聞かないでおきましょう(笑)

と言った感じでした。

つまり対人スキルが絶大で、集客をするなら彼以上の人材はいない。
というのが当時の事務所の特徴でした。

売上を確保するためには集客は切っても切り離せない要素です。
そのため、ボス以外に集客を任せると集客力がガクッと低下して事務所の運営に支障が出る恐れもあります。
なので、文字通り彼が事務所の心臓ともいえる存在でした。

九頭九頭

ちなみに国税OBの先生を招き入れるスキルも高かったです
流石、対人スキルが最強なだけあります

では、一方の私は

集客力、社会的信頼性、経験値、威圧感、人望…貧弱(涙)
PCスキル…多分事務所の中では並み以上のものはあったはず
知識…事務所の中では下っ端なのでそれなり

と言った感じでした。
つまり、私の場合はPCスキルがボスよりあるのだから実務部隊として経験を積みながら成長していくのが好ましい立場だったのです。

税理士事務所の仕事を大まかに言うと

契約を結ぶ → 契約内容の実行(申告書を作る、株価の評価など) → 報告して手数料をいただく

大まかに言うとこのような感じになり、契約内容が所得税や法人税の申告書の作成だと契約を結びつ続けている限り毎年行われるわけです。

そして、事務所の仕組みを見てみると

契約を結ぶ…ボスの仕事

契約内容の実行…実務部隊の仕事

報告…基本的に実務部隊の仕事、時々ボスの介入あり

と言った感じになっていたのです。

つまり、ボスは遊んでいたのではなく、私たち実務部隊と業務内容が異なっていたのです。
業務内容が異なっていた影響で業務を行う時間帯や場所が我々と異なり、我々が忙しいときに暇そうにしているという状況が出来上がっていただけで、常に暇だったわけではないのです。

私たちでも出来る内容の業務は私たちに任せ、自分にしか出来ない集客という業務に力を注ぐことで売上を最大化させていたのです。

九頭九頭

ここで慣れないPCを使った作業なんてさせてしまったら売上が低下してしまいますからね(;^_^A

実際、事務所への来客が最も多かったのは彼でしたし、業務時間外でお客様との付き合いもかなり多かったようです。

九頭九頭

我々が自宅でのんびりしているときが彼の仕事時間だったわけです

なのでボスが業務を行っているときは、我々はボスからしたら暇人に見えていたわけです。

ボスから見れば申告書作成などの事務作業は人を雇うことで自動化させていたのですね。
そして、しっかりした組織を作り上げることで結果の保証された組織化がされているのです。

このように結果の保証された自動化の事をシステム化といいます。
税理士事務所がどのようにシステム化されているのか?というと以下のようになります(事務所のボス目線で考えてみてください)

ボスボス

よし、相続税の申告を一件もらったぞ!
おい、九頭さん、この申告を任せたぞ!

九頭九頭

ハイ!
分かりました

数か月後

九頭九頭

納税額は○○円です
預貯金が多いので納税資金面は問題ないです

更にもう少し経過

九頭九頭

相続人の方にご了承いただいて押印もいただきました
申告書は提出しておきます
報酬は事務所規定で計算したところ○○万円でしたのでこの金額で請求書発行してよろしいですか?

後日振り込み

いかがでしょうか?
ボスの目線で見たらボスは相続の仕事を一件もらっただけで、後の業務は特に何もしていません。

部下に仕事を任せた後は何度か報告を受けて、申告の完了と報酬の振り込みを待つのみです。
つまり、人を雇うことで業務の大部分が自動化されているわけですね。

もちろん出来上がりを待つ間、ただ寝ているだけではありません。
その間に更に集客をかけていき、どんどんお客様を確保していければどんどん売り上げを増やすことが出来、どんどん事務所の売上を増やし、自分の資産を増やすことが出来るのです。

もし、ボスも申告書の作成をしていたらどうでしょうか?
その時間、集客が出来ませんので事務所の売上という観点では完全にマイナスです。

なので、私がお世話になっていた事務所では集客力最強のボスが集客に徹することが最高の売上をもたらすための方法だったのです(もちろん税務調査の立ち合いなどにも行きますよ)

このシステム化ですがネットを使えば更に自動化が進みます。
例えば事務所のホームページを作り、ネットの検索エンジンから1日に100のアクセスがあって1人の新規顧客が獲得できれば年間で365人のお客様が獲得できます。

しかも検索エンジン経由なので、ホームページさえ作ればこちらは何もせずに集客が出来るので更に収入が増えます。

そうして集客力が上がり、収入が増えると更に職員との年収差が増え、もはや時給で働ている人では追いつけない領域に達することが出来るのです。

システム化は税理士事務所だけではなく色々な職種でも応用可能な自動化システムです。
詳しく学びたい方はこちらで無料で学ぶことが出来ます。

システム化

こちらの動画の第3章の部分で詳しく説明してくれています。
弁護士事務所の例で紹介してくれているので税理士事務所に応用することも可能でしょう。

また、音声や書きおこしののダウンロードも出来ますので一度動画で視聴してみて、その後何度も音声で聞いてみるとかなり勉強になりますので将来的に独立や副収入を得たい方は是非視聴してみてください。