税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
一つの科目で不合格を続けると
一生受からないかも…
と不安になることってありますよね。
九頭も簿・財こそは最初の2年間で合格しましたがその後の4年間で税法科目が1つも合格できずに苦しい時期を過ごしましたのですごくよく分かります。
そんな中、ヤフー知恵袋でこのようなものが
消費税法を何回も落ちて受かる気がしないのですが毎日どのように勉強したら受かるのでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10217556455?__ysp=5raI6LK756iO5rOV
4年間何も合格できなかったときは心の底からこれは思いました。
九頭は5科目取るまでに11回受験しており科目合格した年は1科目ずつ合格しているので、合格した年よりも何も合格しなかった年の方が多い合格者です。
こういった状態の時にどうすべきか?
九頭の経験談の中でお話をさせていただこうと思います。
ある程度の実力は身に付いている
まず、消費税法というボリュームの少ない税法で、このような悩みを抱えられている時点で「ある程度の実力」を有しているものと思われます。
ただ、それが悩みの種なのです。
ある程度の実力を持っていると、テストで点も取れるし、理論も一通り書くことが出来る。
そうなると、自分に何が足りないのか分からない。
周囲は
もっと頑張れよ
とか簡単に言いますが、ここまで悩んでいる時点で相当頑張っているはずです。
なので、軽はずみな「頑張れ」は無責任な発言です。
なので、こういった状態の方に的確なアドバイスをするのは難しいのです。
試験の結果は日ごろの学習の量と質で決まる
当然の話ですが、試験の点数の構成要素は日ごろの学習の量と質によって決定します。
(細かく言えば試験当日の「運」や「戦術」などもありますが、ここでは省略)
消費税法のボリュームや何年も合格できていない現状を考えれば勉強の「量」が足りていないとは考え難いです。
となると、勉強の「質」に課題がある可能性が高いです。
頑張り方を間違えていると言ったところです
税理士試験は他の受験生との競争の試験ですので、他の受験生よりも質の高い勉強をしていかなければなりません。
一生懸命頑張っていても勉強の質が悪ければ4月くらいまでは上位10%の実力だったのに、直前期に力を付けてきた受験生に一気に抜かれ、結果的に不合格ということも十分にあり得ます。
質が悪いというのは?
スポーツで例えると
一生懸命筋トレをしているけどその筋肉がそのスポーツに必要な筋肉では無かったら?
そのトレーニングで鍛えられる筋肉がそのスポーツに必要なかったら?
ただの時間の無駄になってしまいますね…
もし、専門学校内のテストなどであまり順位がよくなかったり、普段のテストでは点数が良いのに難しい問題になると急に点数が下がるという時は「質」が課題になっている可能性が極めて高いです。
質に課題があれば上位20%~30%程度の力量で伸び悩み、合格は当日の運頼み、という状況でも不思議ではありません。
そして、勉強の質に課題がある方はかなり多い印象を持っています。
これは大手の専門学校にお世話になったときに感じました。
普段のテストでは上位にいる方々が全国模試などの難しい問題になると急に点数が落ちる方が多いのでそのような印象を受けました。
そのおかげで九頭自身は一番受験者が多い全国模試が一番順位が良いという現象を経験しました。
勉強の質に問題がある時は?
勉強の質に問題がある時は勉強時間自体はそのままで良いので、今までと勉強の仕方を変えていく必要があります。
九頭は勉強時間が沢山あった学生の時よりも勉強時間が限られていた社会人の時の方が学校内のテストでも点数が良く、合格科目も多いです(学生時代は簿財、社会人になってからは税法3科目)
これは自分なりに勉強の質を見直したからです。
勉強の質を変えれば誰でも実力を伸ばすことが出来る!
ということを証明するために、過去に九頭が自分なりの勉強方法を知り合いの方を対象に勉強会を開催してシェアしたこともありますが、その後このようなメールをいただきました。
こちら ⇊
このように勉強の質を変えれば必ず結果は変わりますし、結果が出ていないのなら必ず改善点はあるので、改善点を見つけて前向きに頑張っていただきたいです。