税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
今回は検定試験などで結果を出している方がどのように勉強しているか?ということをお話いたします。
勉強の中身は大きく分けて2種類
大きく分けて勉強の中身は2種類に分けられています。
まずは知識を頭に入れるためのインプット
教科書やテキストを読んだり、授業で先生の話を聞くのが主にインプットです。
情報商材などのテキストを読んだりセミナー動画を見たりするのもインプットの一部と言えるでしょう。
そして、もう一つはアウトプット
実際に問題を解いてみるのがアウトプットです。
情報商材だとテキスト・セミナーで教えられたことを実践してみることを言います。
勉強などで結果を出している方の多くはインプット・アウトプットのどちらか一方を重視していると言われています。
どちらですか?
結果を出している方はアウトプットの方を重視しています。
アウトプットが7~8割と言われています。
考えてみれば九頭も高校時代からかなりアウトプットを重視した勉強をしてきたな、と感じています。
人間はアウトプットしないと出来るようにならない
なぜアウトプットの方が重視されるのか?というと
人間はインプットしただけでは中々身に付かないないからです。
漢字を覚えるときのことを思い出してみてください。
どうやって覚えていましたか?
書いて覚えることの方が多くなかったでしょうか?
書く=教科書などに載っている漢字をアウトプットする作業ですよね。
もう一つ、
運動部にいたことがある方に思い出していただきたいのですが
正しいフォームを身につけるときってどうしていましたか?
頭で理解して、その後に何百、何千と実践して無意識で出来るレベルになるまで練習しませんでしたか?
結局実際に体を動かす(アウトプット)の方が時間がかかっていましたよね?
このことからも、頭で覚える、理解する(インプット)よりも実践(アウトプット)することの方が結局自分の身になることが分かると思います。
アウトプット=体や手を動かすことになります。
一方、インプット=頭を動かす
ですので、アウトプットの方が多くの細胞を使っている分頭に入りやすいのかもしれませんね。
だから、問題を解く作業が大事になる
これを簿記や税理士試験に置き換えると多くの問題を解くことが大事になります。
テキストを読むのも大事ですが、それ以上に実際に問題を解く方が力がつきます。
新しく習ったことっていきなり解こうと思っても
あれ?どうやるんだっけ?
と手が止まってしまうことって多くないですか?
しかし、何度も解いていくうちにだんだん身に付いて最終的には見た瞬間にパッと解けるようになりますよね。
実際に簿記検定や税理士試験で受かる方は過去問や問題集の問題を何周も解きながら勉強しているはずです。
情報商材やノウハウ系の塾などでも実際に結果を出している方の話の多くは
とにかく行動することが大事だと思います
と、テキストを読むよりも実践(アウトプット)してみて、ダメな時にテキストを見返す(インプット)といった方が結果を出している傾向にあります。
アウトプット重視にも限界はある?
インプットよりもアウトプットが大事だと話してきましたが、正直アウトプットだけでは限界かな?とも感じたことはあります。
これは税理士試験のように合格者を絞り込む試験(合格率は各科目10%程度)を受験すると感じることがあります。
なぜ限界を感じるのでしょうか?
多くの受験生がかなりの量のアウトプットをしているからだよ
合格率10%位の難関資格ともなると受験生の中には多くのアウトプットをこなしている方がたくさんいます。
それこそ合格できる人数よりも多くいるでしょう。
そして、自分の実力は普段の学習状況で決まります。
なので、アウトプット重視だと周囲の方とあまり実力差がつかなくなってしまうのです。
試験に受かるためには他の受験生より頭一つ突き抜けることが大事になります
では、どのようにすれば頭一つ抜けることが出来るのか?
そこで大事になっているのがインプットの質ではないかと思います。
九頭はインプットの質の向上のおかげで税理士試験に合格したと思っています
インプットの質は何か?というと、
多くの受験生はアウトプットを通じて解き方を覚えるという傾向にあります。
九頭の合格したときというのはアウトプットを通じて理解を深める、ということをしていました。
なぜこの答えになるのか?理論のこの文章はなぜこうなのか?ということを他の受験生よりも高いレベルで追及していたからこそ結果が出ていたのだと思います。
インプットの質を向上させると理解力が深まりますので応用が利くようになり、ちょっと出題の仕方を変えられても対応できるようになります。
こういったところで他の受験生と差が付けられます。
そして、理解力が深まると長期記憶になりますので、時間が経っても中々忘れません。
実際に九頭は今から税理士試験に挑戦しても、合格した科目に関してはそんなに時間がかからずに合格を狙える力量になると思います。
なので、アウトプットの方が時間はかけるべきですが、競争の激しい試験では多くの受験生が十分な量のアウトプットをしてきているので最後に差が付くポイントはインプットの質ではないかと思います。
余談ですが、小中学校の算数が大人になっても出来る人と大人になったら忘れてしまう人がいると思います。
点数は同じくらいだったのに一方は大人になっても覚えてて、一方は忘れてしまう。
この差は正にインプットの質の差であると思います。
一方は理解しているので公式など覚える必要がなく、一方は一生懸命公式を覚えてひたすら問題を解きまくった結果なので、理解した方は長期記憶なので覚えていて、公式暗記の方は暗記という短期記憶なので忘れてしまうということが起こるのだと考えられます。
まとめ
・インプットとアウトプット、かける時間はアウトプットの方が多めがおすすめ
・合格率の低い難関試験の場合はインプットの質で差が付くことがあるので、インプットに関しては質を向上させることを常に意識する
といったことが大事ではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こんばんは。
インプットの質を高めてアウトプット。
質を高めるためには量をこなす、ということですね。
どんなタイプの勉強にも応用できると思いました。ありがとうございます。
takafumi様
コメントありがとうございます。
そうですね。
もちろん量をこなすというのも一つですが、インプットの内容を変えて質を向上させるというのも一つの手段ですね。
この辺りも勉強や仕事などに使えると思います。