税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
今回は税理士事務所の仕事内容、法人の決算業務編です。
大まかな流れはどんな感じですか?
大まかに言うと、決算の数字を確定させて、申告書を作る
決算は顧問先で行うことが多い
決算は請求書などを確認させてもらうことが多い業務ですので、基本的には顧問先で行います。
事前に2日~3日、決算のための日程を組み、スケジュール内で完結するように作業をします。
規模が小さいところだと必要な資料だけ送ってもらって事務所で作業できるんですけどね
顧問先で決算業務後に事務所内で申告書を作成して、後日納付書と共にお渡しして、申告完了後に手数料をいただくといった流れです。
顧問先で行う作業のゴールは?
顧問先で行う業務の最終目的は
事務所内で申告書を作成できる状態まで持って行くことです。
その状態まで持って行ければわざわざ相手の会社で作業する必要はありませんからね。
ですが、これは最低限の目標です。
本当の理想を言うと、申告書を完璧に作り上げることです。
顧問先で申告書の数値を完全に固めて、事務所に帰ってからはどこかにミスが無いか?を確認して、内部審査に回すだけ、といった方が楽ですからね。
決算業務の大まかな流れ
決算業務の大まかな流れは以下のような流れです。
勿論、一つの例ですのでこれが絶対というわけではありません。
会社の規模が大きいときは複数人で分担しながら業務を行います。
・総勘定元帳のチェック
・消費税申告書の作成
・法人税申告書の作成
・住民税の申告書の作成(法人税の申告書を作れば自動で入力される項目がほとんど)
といった流れです。
この流れで作業をし、所々で決算整理仕訳の入力を相手先に依頼します。
決算業務は「慣れる」ことと「効率化」が大事
決算業務は顧問先ごとに
ここの会社はこういうことに注意するんだったな
といった特徴があります。
そのため、2度、3度とその会社の決算を組みながら慣れる必要があります。
また、一度決算を経験した後はエクセルなどで簡単に作業できるシートなども作っておくと来年以降は時間が短縮できますので、上手く効率化していくことが大事になります。
決算業務はもっと効率化される?
最近言われていることの一つが
AIが発達することで申告書の作成が楽になる?という話です。
AIが会計情報から申告書の作成を自動で行ってくれるというものです。
そうなると、記帳から申告書の作成までをAIが行ってくれることになります。
記帳から申告書の作成まで税理士なしで出来るようになると税理士に頼らない会社が出てくるのでは?と心配する方もいるかもしれませんが、そういった会社は少ないのでは?と思います。
というのも、税理士に全く頼らないとなると、自分の会社の申告書の見方が分かる人が誰もいないという状況になりかねないのです。
お金に関わる話なのにいくらなんでも問題ですよね。
また、決算では
今年は減価償却無しで行きましょうか?
つまり、毎年必ずマニュアルのように行われるとは限りません。
マニュアル通りに行わない時にAIがどこまで対応できるか?は疑問です。
なので、AIで申告書の作成が効率化されても税理士の決算業務が0になることはないのでは?と思います。
寧ろ税理士の視点から言うと、手作業が減って作業効率が良くなるのではないでしょうか?
最後に
決算業務は税理士事務所ならではの業務ですので、この作業がきっちりできるようになることが一人前になるために大事なことではないかな?と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
ここで、簡単なクイズです。
気軽にお読みいただければと思います。
次の内、実在するのはどれでしょう?
① 月収100万円以上の卓球コーチ
② 0から起業して月収1000万円を達成した元・安月給のサラリーマン
③ 自由な時間を過ごす年商5000万円の主婦
おはようございます
ランキングから来ました
税理士の仕事もこうみてみるとなかなか大変ですね
初めまして 九頭さん
ブログランキングよりお伺いをさせて頂きました。
濃い内容お勉強になりました
ありがとうございます
又お伺させて頂きます