税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
面白い質問を見つけたので紹介させていただきます。
商業高校から税理士になるのは難しいですか?
というか税理士になるには普通教科よりも簿記などの勉強の方が必要ですか??
税理士の方々は、みんな偏差値がいい高校を卒業してたりする
のですか?
商業高校から税理士になった方はいますか?引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11134641116?__ysp=56iO55CG5aOr6Kmm6aiT44CA5ZWG5qWt6auY5qCh
なぜ面白いと感じたのか?
というと、これは九頭が商業高校出身だからです。
つまり、九頭は商業高校出身の税理士試験合格者です。
なので、こちらの質問に対して九頭なりの返答をさせていただこうと思います。
「税理士になるのは?」というのは本質問では「税理士試験に合格して税理士になるのは?」という意味だと解釈していますのでご了承ください
商業高校から税理士になるのは難しい?
まずは最初の質問に対して
商業高校から税理士になるのは難しいですか?
というか税理士になるには普通教科よりも簿記などの勉強の方が必要ですか??
ですが、正直言うと税理士の合格を目指すにあたって高校時代の勉強に関してはあまり関係ありません。
確かに高校時代から商業高校で簿記を学んでいた方が有利にはなります。
しかし、税理士試験の簿記のレベルと商業高校の簿記のレベルがあまりにも開きがあり過ぎる、というのが現状です。
税理士試験の受験資格はいくつかありますが、その中に
・日商簿記検定1級合格者
・全経簿記検定上級合格者
というものがあります。(どちらか片方に合格していれば受験できます)
つまり、税理士試験受験者の中にはこの検定試験に合格できる実力を持っている方が多いわけですが、商業高校に通う高校生でこのレベルの検定試験に合格できる実力者はほとんどいません。
それだけ商業高校の簿記のレベルと税理士試験の簿記のレベルの力量差は大きいです。
しかし、商業高校の中にも特に簿記の勉強に力を入れている学校もあります。
そういった学校だと先ほどの検定試験に合格まではいかなくとも、合格に近いところまでは学ぶことが出来ますので、早ければ高校を出て直ぐにこれらの検定試験に合格することも可能です。
なので、高校卒業後に本格的に税理士試験の勉強をしたい方は簿記に力を入れている商業高校に進学するのも一つの選択肢です。
九頭が通った高校はそういうところでした
それ以外の商業高校だと税理士を目指すための勉強になるか?
というと、正直厳しいと思いますので普通科でもあまり差は無いのかな?と思います。
簿記の勉強に力を入れるには教える先生自身も常に簿記の勉強をしないといけないので、そういったところは少ないのが難点ではありますが…
九頭の知り合いの税理士試験合格者は商業科卒より普通科卒の方が多いです
どうしても高校の内から税理士を目指すための勉強がしたいと言う方は高校に通いながら専門学校の簿記講座などを受講して、高校在学中に先ほどの
・日商簿記検定1級
・全経簿記検定上級
の合格にチャレンジしてみると良いでしょう。
実際に会計士試験を見てみると、高校在学中に専門学校の講座も受講して合格されている方がいます。
こちら → 高校生で公認会計士試験に合格
最初の質問に対する結論としては
・商業高校でも普通科でも税理士試験には合格できる
・高校時代から簿記の勉強をしておきたいなら簿記の教育に力を知れている高校の商業科か専門学校の簿記講座を受講してみる
というのが結論となります。
税理士はみんな偏差値がいい高校を卒業している?
さて、次の質問です。
税理士の方々は、みんな偏差値がいい高校を卒業してたりするのですか?
という質問ですが、そんなことはありません。
九頭の出身高校は5段階評価でオール2で入れます(笑)
その他に、最年少合格者の方で出身高校の偏差値が県内でかなり下の方もいるそうです。
九頭は中1の段階で、数学の試験100点満点中8点しか取れなかったこともありますから
なので、あまり出身高校は気にする必要はありません。
そもそも
進む高校=中学時代の成績
が関係しているわけですが
・高校に入ってから勉強の面白さに気が付いて中学時代よりも勉強するようになった
・中学時代は塾の先生のテスト対策が良くて良い点が取れただけで、高校に入ってからは全然勉強が出来ない
という人もいますので
・偏差値が良い高校出身=勉強が出来る人
・偏差値が低い高校出身=勉強が出来ない人
と言い切ることは出来ませんし、税理士試験に大事なのはどれだけ質のいい勉強を数多く取り組むか?
ですので、出身高校については全く気にする必要が無いと言えます。
今回は税理士試験と高校の関係性についてお話させていただきました。
今後も面白そうなジャンルを見つけたら記事の方を更新させていただこうと思います。
ありがとうございました。