【資格予備校選び】大手と少人数制 それぞれのメリット

税務アフィリエイターの九頭(くず)です。
税理士試験や簿記の検定試験を受験する際には資格予備校に通われる方がほとんどだと思います。

税 金太郎税 金太郎

九頭先生は2か所通いましたよね?

九頭九頭

そう、最初は少人数のところで次は大手ね

税 金太郎税 金太郎

確か移籍理由が先生との確執とかなんとか…

九頭九頭

さ、さて次に行こうか!

九頭自身、大手の資格予備校と大手とは対極ともいえる少人数の資格予備校の両方に通いました。
今回は両者のメリットをお伝えしますので、参考にしていただければと思います。

大手の資格予備校

大手の一番のメリットはやはり受講者数が多いところにあります。
受講者数が多い方が自分の現状の実力が分かりやすいというメリットがあります。
少人数の所に通っていた時は受講者が多い科目でも50人程度だったので

九頭九頭

自分の実力って受験生全体の中でどの程度なのだろう?

というものが分からなかったです。
しかし、大手の資格予備校だと科目によっては千人以上が受講しているのも珍しくはありませんので少人数制の予備校以上に自分の実力が分かりやすいというメリットがありました。
ちなみに上級クラスで受講していた時は講師の先生に

経理担当者

毎週受ける答練では上位30%以内に安定して入りなさい

と言われましたので、上級クラスでは上位30%位が本試験での合格ボーダーのようです。

また、人数が多いとそれだけ上の順位を取ったときの達成感もあります。
50人の上位10%と1000人の上位10%では後者の方が人数が多い分達成感ってありますよね?
九頭のように性格上負けるのが嫌いなタイプの人間は人数の多い大手は合っていると言えます。

更に、大手のメリットとしては大手が出題可能性が高いと踏んでいる箇所=本試験の配点が高くなる可能性がある、というところです。
税理士試験は難しい試験のため、多くの受験生が正解できている部分に多くの点数が集まると言われています。
そうしないと10%の合格率を出せないからです。
そうなると、多くの受験生が正解できる部分がどこかというと大手の予備校が力を入れている部分と言えます。
なので、答練などで頻繁に出題されている部分を確実に正解できるようになればそれだけで試験で取れる点数が上がります。

大手のメリット

・自分の実力が把握しやすい
・人数が多い分燃える
・大手が力を入れている部分=本試験で点数が高くなる箇所の可能性がある

と言ったところが大手のメリットとなります。

少人数制のメリット

少人数の資格予備校のメリットは先生との距離が近いところです。
そのため、質問などが非常にしやすい環境にあります。
大手に通っていた頃は授業後に先生に質問しようとしても人が多く並んでいることも珍しくなく、授業が終わってから1時間上経ってようやく質問できた、というケースも何度かありました。
少人数制だとそういったところは少ないので少人数制ならではの長所と言えます。

また、少人数制の予備校の他のメリットは大手以上に講師の先生の面倒見が良いところです。
面倒見がいい結果、受講生一人一人の実力が底上げされます。
例えば九頭がお世話になっていた少人数制の予備校ですが、総合問題を解いた後に解き直しが義務付けられていました。
過去に紹介したフォローと呼ばれる勉強方法です。
こちら ⇊

このフォローをすることで受講生全員が自力で解く力を養うことが出来ますので、大手の出来の良くない受講生と少人数の出来の良くない受講生では少人数の出来の良くない受講生の方がはるかに実力が上と言えるでしょう。
大手は自分から取り組まなければそのまま放置されてしまいますからね。
そういった意味では初学の場合には少人数の方がおすすめと言えます。

少人数のメリット

・質問がしやすい
・先生の面倒見がいい
・大手以上に実力の底上げがしやすい環境

最後に

今回は資格予備校ごとの違いを簡単にご紹介させていただきました。
また何かあればこの手のお話をさせていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました